黄昏に香る音色
1人になると、自然に考えるのは、

ゆうのことだった。

今…何をしてるのだろう。

何を食べてるんだろう。

明日香も、里美のように一緒に、ランチしたかった。

恵子の歌声や、メロディーも浮かぶ。

恋するなんて、簡単…

とは、明日香は思わない。

でも…恋をして、

永遠の愛を得て、

それを失うなんて…。

明日香には、考えられなかった。


やるつもりは、なかった音楽。

でも…やってみると、わかる。

自分の心が、自分の戸惑いが…。


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