Black Queen【3】
「なんだこれ?」
思わず携帯の画面を凝視してしまう。
目の前に座ってる蒼も、あたしと一緒で携帯を凝視している。
その途端
バンっと大きな音を立てて奏が入って来た。
「おい!なんだよ!!これ」
「さぁ?」
「やばくね?このメールの内容」
「確かに・・・これは・・・。」
蒼も珍しく汗っていた。
そう今さっき知らない奴からメールがきた。
どうやら蒼たちのとこにも来たみたいだ。
メールの文章には
『
みんなは知ってるか?
全国の№1の総長『闇姫』が『女』だってこと。
女が暴走族のてっぺんにいる。
それに不満があるやつはいないか?
今から暴走族の№1を一から決め治そう。
全国暴走族戦争のはじまりだ。
今日からトーナメント式に戦ってもらう。
まず初めに
№15の紫蛾VS№14BREAK
№13浅黄VS№12東幡
№11我狂VS№10陣
№9BLACK NNN VSMOON
戦ってもらう。
最終まで残った勝者には闇姫と戦ってもらう。
またメール送らせてもらう。』