ある日、青空を見上げて



「次は、洸に伝えるだけだな」



改めて、そう言われると顔が熱くなった。



「うん・・・でも、大丈夫かな・・・」



「大丈夫だろ・・・・あいつまだ脈あるし・・・」



「最後のほうが聞こえなかったんだけど・・・」



「あー聞かなくていいよ」



とだけ言うと、前を歩いていた男子グループの中に入っていった。





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