ヒミツの恋【短編集】
秘密 3 裕美
歳の差
大泣きしてた真由美にスポーツドリンクを自販機で選んで買い、軽く駆け足で階段をあがる。
そして目指した教室の入り口付近に、濡れたハンカチ片手にたたずむ…いや固まったまま動かないまどかを見つけた…
…何してるんだろ?
走るのをやめてゆっくりまどかへと近寄る私の耳に届く誰かの話し声…
教室には真由美しか残っていなかったはずじゃ?
まどかの横に立ち、中を見て…
同じ様に固まって動けなくなってしまった…
目に入ったのは…
親友のラブシーン…
渉先輩の手が真由美の頭と腰にしっかりと回されて、そして何度も角度を変えて真由美にキスをしている…
『…ん…ふっ…』
キスしてる真由美から漏れるその声が…キスの激しさをより一層強調していて…
まどかも私も…ただ見つめてしまっていた…
そして目指した教室の入り口付近に、濡れたハンカチ片手にたたずむ…いや固まったまま動かないまどかを見つけた…
…何してるんだろ?
走るのをやめてゆっくりまどかへと近寄る私の耳に届く誰かの話し声…
教室には真由美しか残っていなかったはずじゃ?
まどかの横に立ち、中を見て…
同じ様に固まって動けなくなってしまった…
目に入ったのは…
親友のラブシーン…
渉先輩の手が真由美の頭と腰にしっかりと回されて、そして何度も角度を変えて真由美にキスをしている…
『…ん…ふっ…』
キスしてる真由美から漏れるその声が…キスの激しさをより一層強調していて…
まどかも私も…ただ見つめてしまっていた…