ヒミツの恋【短編集】
「………?」
そっと目を開けると、目の前には、冷え○タの文字。
『…怪我させて悪かったな…これで冷やせよ…』
「…へ?」
グイっと渡される冷え○タを、受け取り見上げる。
そこには、頭をガシガシと掻きながら、罰の悪そうな顔。
「あ、あの…」
『あと…笑って悪かった。じゃあな。』
それだけ言って、歩いていってしまった中川君を私はただ呆然と見ていた。
そっと目を開けると、目の前には、冷え○タの文字。
『…怪我させて悪かったな…これで冷やせよ…』
「…へ?」
グイっと渡される冷え○タを、受け取り見上げる。
そこには、頭をガシガシと掻きながら、罰の悪そうな顔。
「あ、あの…」
『あと…笑って悪かった。じゃあな。』
それだけ言って、歩いていってしまった中川君を私はただ呆然と見ていた。