ヒミツの恋【短編集】
『…どうしてこんな所にいる?』





少し厳しい口調で問い詰められ言葉に詰まる。








そんな時意外なヒトが助け舟を出してくれた。







『部長の事迎えに来たみたいですよ?…お父さんっ娘なんですね!』






『…そうなのか?』







以外にも助けてくれたのは、和弘と一緒にいた女のヒト。







その言葉に合わせて頷く和弘。






…なんとなく…気に入らないのは…私だけ?








『…何か欲しいものがあるとかいうんじゃないのか?』






疑うような言葉を言いつつも、ニヤけたお父さんの顔に、ホッとする。








『そうか…裕美が父さんを迎えに来てくれたのか。…そうだ!せっかくだから、何か食べに行こうか!?…谷口君達も良かったら一緒にどうだ?』
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