ヒミツの恋【短編集】
目が覚めた私が一番最初に見たもの…
それは和弘の寝顔だった。
二人ソファにもたれ掛かるように座ってて、和弘は私の頭に腕を回したまま眠っていた。
寝ている和弘の横顔にドキドキしながら、とりあえず何か上にかけるものをと動いた私に、倒れ込んでくる和弘の体。
「きゃ…」
ソファの下に組み敷かれた私の体…動かそうにも、重くて動けない。
『…ん…?』
和弘が寝ぼけながら体を少しだけ起こす。
下からそんな和弘の顔を見てたら、愛しさが込み上げて来て、私は和弘の首に両手を回して、
そのまま下へ引っ張り、口を重ねた。
キスなんてした事ない…
だから…その重ねた口をどうすればいいのかなんてわからない。
和弘の意識がはっきりして引きはがされるまでの数十秒ずっと口を重ねているだけしか出来ずにいた。
それは和弘の寝顔だった。
二人ソファにもたれ掛かるように座ってて、和弘は私の頭に腕を回したまま眠っていた。
寝ている和弘の横顔にドキドキしながら、とりあえず何か上にかけるものをと動いた私に、倒れ込んでくる和弘の体。
「きゃ…」
ソファの下に組み敷かれた私の体…動かそうにも、重くて動けない。
『…ん…?』
和弘が寝ぼけながら体を少しだけ起こす。
下からそんな和弘の顔を見てたら、愛しさが込み上げて来て、私は和弘の首に両手を回して、
そのまま下へ引っ張り、口を重ねた。
キスなんてした事ない…
だから…その重ねた口をどうすればいいのかなんてわからない。
和弘の意識がはっきりして引きはがされるまでの数十秒ずっと口を重ねているだけしか出来ずにいた。