ヒミツの恋【短編集】
調理実習で作ったシチューを食べ終えて、私は急いで後片付けをする。





『まどかが、機敏に動いてる…』




『どうしちゃったの?』





いつもならそこで、裕美や真由美に言い返すんだけど、そんな事してるヒマはない。





急いで、とにかく猛スピードで片付けを終えて、家庭科の先生にチェックしてもらう。





OKが出て、私のグループの解散が言い渡されると同時に家庭科室を飛び出した。





『ちょっとまどか!?』





「ごめん!先に教室に行ってるからっ!!」






そして私は急いで教室へと走った。
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