ヒミツの恋【短編集】
さっと人が一人角を曲がる所を目撃する。
あれ…?
今…そこの角に立ってた人…和弘っぽくなかった?
…いやまさかね…。
会いたくて幻覚見ちゃうようになってきた?
都合よく和弘がこんな所にいるわけないもんね…
一応、もしかしたら…って思って見掛けた角を曲がって確認してみるけれど…
そこには誰もいなくて…
「やっぱり、幻覚か…」
本当は…すごく会いたいの。
顔が見たい。声が聞きたい。
でもあんな態度で電話切って…それから電源もいれてないし。
今更、私から連絡なんてしたくても出来ないよ。
和弘は、少しか寂しいって思ってくれてる?
それとも、せいせいしてる?
聞きたいけれど、ホントの気持ちを聞くのが怖いの…
このまま…自然におわっちゃうのかな…
朝よりも沈んだ気持ちで家までトボトボと歩いた…
あれ…?
今…そこの角に立ってた人…和弘っぽくなかった?
…いやまさかね…。
会いたくて幻覚見ちゃうようになってきた?
都合よく和弘がこんな所にいるわけないもんね…
一応、もしかしたら…って思って見掛けた角を曲がって確認してみるけれど…
そこには誰もいなくて…
「やっぱり、幻覚か…」
本当は…すごく会いたいの。
顔が見たい。声が聞きたい。
でもあんな態度で電話切って…それから電源もいれてないし。
今更、私から連絡なんてしたくても出来ないよ。
和弘は、少しか寂しいって思ってくれてる?
それとも、せいせいしてる?
聞きたいけれど、ホントの気持ちを聞くのが怖いの…
このまま…自然におわっちゃうのかな…
朝よりも沈んだ気持ちで家までトボトボと歩いた…