ヒミツの恋【短編集】
小林君…今日もいるのかな?
いるんだったら、少しは相手してもらえる、かな?
お腹も限界だし、お昼時も過ぎてそんなに混んでなさそうだし…えーい!入っちゃえ!!
小林君がいてくれて、ひとりで私が来てもちょっとか話しかけてくれれば寂しくないかな?って思ってお店の中へと入ってみた。
『いらっしゃいませ!…小田切じゃん!ホントに来てくれたんだ。』
運よく小林君が最初に声をかけてくれてホッとする。
「たまたま近く通り掛かって…来ちゃった。」
そう言うと小林君は中へと案内してくれた。
通された席は奥のあまり人から見えない席で、ここならひとりで食べても誰も気にしなさそうかなと安心して座る。
『ひとり?それとも誰かと待ち合わせ?』
「…ひとりだよ。…悪い?誕生日にひとりで可哀相だって思ってるんじゃないでしょうね?」
小林君の言葉に少し胸が苦しくなってついキツイ口調でかえしてしまう。
いるんだったら、少しは相手してもらえる、かな?
お腹も限界だし、お昼時も過ぎてそんなに混んでなさそうだし…えーい!入っちゃえ!!
小林君がいてくれて、ひとりで私が来てもちょっとか話しかけてくれれば寂しくないかな?って思ってお店の中へと入ってみた。
『いらっしゃいませ!…小田切じゃん!ホントに来てくれたんだ。』
運よく小林君が最初に声をかけてくれてホッとする。
「たまたま近く通り掛かって…来ちゃった。」
そう言うと小林君は中へと案内してくれた。
通された席は奥のあまり人から見えない席で、ここならひとりで食べても誰も気にしなさそうかなと安心して座る。
『ひとり?それとも誰かと待ち合わせ?』
「…ひとりだよ。…悪い?誕生日にひとりで可哀相だって思ってるんじゃないでしょうね?」
小林君の言葉に少し胸が苦しくなってついキツイ口調でかえしてしまう。