ヒミツの恋【短編集】
廊下
それからは毎日学校へ来る楽しみが増えた。
学校へ着いたらいつもは授業が始まるまで裕美や真由美とだらだら話してるだけだったのに、今は違う。
裕美達には、何かと言い訳をして廊下で中川君を待ち伏せ、そして見かけたら話し掛ける!
最初は面食らった顔してた中川君も、今じゃ普通に返事を返してくれる。
その事が嬉しくて更に浮かれる私は、今まで以上にこけたり、ぶつけたり…
『最近のまどか、いつにも増して傷が多くない?』
裕美に指摘されてドキっとする。
『それなのに、なんか楽しそうだしね。』
真由美にも指摘されて、更にドキっとしてしまう…
「そ、そうかな?いつもと変わりないよ?」
あははと笑ってごまかす私に詰め寄るふたり。
『『何があったの?話してよ。』』
学校へ着いたらいつもは授業が始まるまで裕美や真由美とだらだら話してるだけだったのに、今は違う。
裕美達には、何かと言い訳をして廊下で中川君を待ち伏せ、そして見かけたら話し掛ける!
最初は面食らった顔してた中川君も、今じゃ普通に返事を返してくれる。
その事が嬉しくて更に浮かれる私は、今まで以上にこけたり、ぶつけたり…
『最近のまどか、いつにも増して傷が多くない?』
裕美に指摘されてドキっとする。
『それなのに、なんか楽しそうだしね。』
真由美にも指摘されて、更にドキっとしてしまう…
「そ、そうかな?いつもと変わりないよ?」
あははと笑ってごまかす私に詰め寄るふたり。
『『何があったの?話してよ。』』