ヒミツの恋【短編集】
でも裕美の話はまだ続いてたみたいで言葉を遮られる。
『びっくりしちゃった!いつもはホント寝てばかりで顔も無表情で何考えてるのかわからない感じだったけど、まどかと話してる時の中川、笑ったりしてるんだもの!驚いちゃった!』
ズキン…って胸が音をたてた 。
中川君の笑顔、裕美も見ちゃったんだ…
私だけの特権だったのに…
そんな嫌な考えが頭の中でどんどん膨らんでいく…
『笑った中川ってさ、なんかかわいい顔に見えたな〜。あ、私初めて知ったんだけど、笑うとえくぼ出来てたよね!!』
やだ…それも見たの?
やだ…
やだ…
中川君の笑うと出来るえくぼは私だけしか知らない事だったのに…
『びっくりしちゃった!いつもはホント寝てばかりで顔も無表情で何考えてるのかわからない感じだったけど、まどかと話してる時の中川、笑ったりしてるんだもの!驚いちゃった!』
ズキン…って胸が音をたてた 。
中川君の笑顔、裕美も見ちゃったんだ…
私だけの特権だったのに…
そんな嫌な考えが頭の中でどんどん膨らんでいく…
『笑った中川ってさ、なんかかわいい顔に見えたな〜。あ、私初めて知ったんだけど、笑うとえくぼ出来てたよね!!』
やだ…それも見たの?
やだ…
やだ…
中川君の笑うと出来るえくぼは私だけしか知らない事だったのに…