ヒミツの恋【短編集】
『もう少し気ぃつけろよ…出なきゃ俺…心配で離れられなくなんだろ?せめて下向いて歩くとかさ…』
「そ、そうだよね…」
そうして下を向いて歩く私…
いきなり頭をガシっと掴まれる。
『…前に電柱…』
「あ…ホントだ…あはは…」
『やっぱ下向いて歩くのも無し!』
「ご、ごめんね…」
シュンとする私に中川君は、手を握ってこう言った。
『下向いてたら、まどかの顔見れないって気付いた…だから…まどかは俺だけ見て歩いてて。…ちゃんと転ばないように守るから。』
そうして…大きな体をかがめて、私の顔を覗き込むように、キスをくれた…
end
「そ、そうだよね…」
そうして下を向いて歩く私…
いきなり頭をガシっと掴まれる。
『…前に電柱…』
「あ…ホントだ…あはは…」
『やっぱ下向いて歩くのも無し!』
「ご、ごめんね…」
シュンとする私に中川君は、手を握ってこう言った。
『下向いてたら、まどかの顔見れないって気付いた…だから…まどかは俺だけ見て歩いてて。…ちゃんと転ばないように守るから。』
そうして…大きな体をかがめて、私の顔を覗き込むように、キスをくれた…
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