ヒミツの恋【短編集】
1時間目の授業を終えて、裕美達に付き合ってもらい、購買へと向かう。






無事にネクタイを買い終えて、購買を後にしようとした時だった。






『ねぇ!アンタのネクタイ、どうしたの?』






現れた先輩達に3人して固まってしまった…





『ちょっと…無くしたので買いに来たんです。』





私の代わりに答えてくれる裕美。






『どこで?』








その答えじゃ納得がいかなかったのか、問い詰められてしまった…






『気付いたらなかったんだよね?』






まどかも答えてくれる。






『…いつ?』






「……き、昨日です。」






そう答えた私の顔を観察するように見てくる先輩達…






詰問する先輩とは別の先輩が口を開いた。






『あれ?この子…昨日図書室にいた子じゃない?』






すると別の先輩も、思い出した様に口を開く。
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