SWEET HOLIC《１》～イケメン専務の甘い独占欲～

付き合って2日目…

既に同棲生活。


事情が事情だけにあの状況では仕方がない。



「…お前…捺とは連絡取ってるのか？」



「んっ？あ…桐生か…」



桐生捺。

桐生建設の社長で…俺たちは高校時代の同級生だった。

でも、捺は2年には進級せず…そのままイタリアに留学。
それから互いに連絡は取り合っていない。


「この間…何かのパーティで挨拶したけど。プライベートな連絡先は知らない…桐生に用があるのか？」



「いろいろと…」



「ふーん」