SWEET HOLIC《1》~イケメン専務の甘い独占欲~
SCENE8*幼なじみの怪我
ー蘭莉side-
私は奏多の彼女・希羅梨さんの連絡を受け、東亜医科大付属病院の救命救急に飛び込んだ。
中は多くの怪我人でパニック状態。
みんな忙しく動いていて、声も掛けれない。
私は処置室の外でどうすればいいのかと途方に暮れた。
「あんたが奏多の…?」
金髪に濃いメーク。
黒のキティちゃんの上下のトレーニングウェア着て…淡い紫色のクロックスを履いた少女が私に話しかけて来た。
「貴方が…希羅梨…さん?」
「そうや、あたしが角谷希羅梨(カドヤキラリ)…奏多の幼なじみって訊いてたからヤンキーかと思ってた。普通のOLさんみたいやな」
「奏多は?」
「まだ、処置室」
「怪我…酷いの?」
「…他に大きな事故があって…搬送された人が多いだけ」
中は多くの怪我人でパニック状態。
みんな忙しく動いていて、声も掛けれない。
私は処置室の外でどうすればいいのかと途方に暮れた。
「あんたが奏多の…?」
金髪に濃いメーク。
黒のキティちゃんの上下のトレーニングウェア着て…淡い紫色のクロックスを履いた少女が私に話しかけて来た。
「貴方が…希羅梨…さん?」
「そうや、あたしが角谷希羅梨(カドヤキラリ)…奏多の幼なじみって訊いてたからヤンキーかと思ってた。普通のOLさんみたいやな」
「奏多は?」
「まだ、処置室」
「怪我…酷いの?」
「…他に大きな事故があって…搬送された人が多いだけ」