SWEET HOLIC《1》~イケメン専務の甘い独占欲~
「寝るか?」


「はい」


俺たちは抱き合うのを止めて、ぐっすりと眠る結生を部屋に置いて廊下に出た。




「克己はどこに行くの?」



「どこにって…ゲストルーム」



「ええ~っ!?そこは私の部屋で…」



「仕方がないだろ?俺のベットは結生に占領されてるし」




「…私のベットで寝るつもりですか?」




「…ゲストルームのベットは一つだ。最終的にはそうなる」




「そうなるって…」
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