SWEET HOLIC《1》~イケメン専務の甘い独占欲~
SCENE10* 白石家に突撃訪問
ー蘭莉side-
「何だか凄く気合入ってるけど…」
「そうかな?」
私は克己の視線に怯み、背中に変な汗が滲み出て来る。
「…蘭莉ちゃんは…『ウィング』のファンらしいね」
「はい…リンたちは仕事ですよね」
「仕事だと思うけど…あいつらのスケジュールなんて俺、知らない」
結生さんは全く弟のリンたちには興味なさそうに漏らした。
「でも、彼らは人気ありますよ」
「大手のギャラクシーに移籍してルイが加入してから…国民的なアイドルになったよな。でも、あれは事務所の力だよ…まぁ、俺の会社も弟たちにあやかり…儲けているから…その点は感謝してる」
「そうかな?」
私は克己の視線に怯み、背中に変な汗が滲み出て来る。
「…蘭莉ちゃんは…『ウィング』のファンらしいね」
「はい…リンたちは仕事ですよね」
「仕事だと思うけど…あいつらのスケジュールなんて俺、知らない」
結生さんは全く弟のリンたちには興味なさそうに漏らした。
「でも、彼らは人気ありますよ」
「大手のギャラクシーに移籍してルイが加入してから…国民的なアイドルになったよな。でも、あれは事務所の力だよ…まぁ、俺の会社も弟たちにあやかり…儲けているから…その点は感謝してる」