SWEET HOLIC《1》~イケメン専務の甘い独占欲~
「…そうですか…」
会話が続かない…
断るつもりで来たのに…目を合わせると優しく微笑む那子さん。
断る機会を狙ってるのになかなか…切り出せない。
「…藤堂さんは…お父様の会社の子会社に勤務されているとか…」
「元々…父の会社を継ぐ意思はなかったので…弁護士をしておりました。勉強のつもりで今は…父の会社の子会社に出向しております」
那子さんはストローを軽く噛み、アイスコーヒーを上品に吸い上げる。
「…私…昨日からこのホテルに泊まっていまして…部屋にルームサービスを用意しています。二人でゆっくりと食事しながらお話しませんか?」
「部屋…ですか?」
いきなり…ホテルの部屋とはーーー・・・
「何か問題、ありますか?」
「部屋と言うのは…些か…場違いな気がしますが…」
「…藤堂さんは何か疚しいキモチがあるんですか?」
「疚しいキモチはないですけど…」
会話が続かない…
断るつもりで来たのに…目を合わせると優しく微笑む那子さん。
断る機会を狙ってるのになかなか…切り出せない。
「…藤堂さんは…お父様の会社の子会社に勤務されているとか…」
「元々…父の会社を継ぐ意思はなかったので…弁護士をしておりました。勉強のつもりで今は…父の会社の子会社に出向しております」
那子さんはストローを軽く噛み、アイスコーヒーを上品に吸い上げる。
「…私…昨日からこのホテルに泊まっていまして…部屋にルームサービスを用意しています。二人でゆっくりと食事しながらお話しませんか?」
「部屋…ですか?」
いきなり…ホテルの部屋とはーーー・・・
「何か問題、ありますか?」
「部屋と言うのは…些か…場違いな気がしますが…」
「…藤堂さんは何か疚しいキモチがあるんですか?」
「疚しいキモチはないですけど…」