SWEET HOLIC《1》~イケメン専務の甘い独占欲~
「も、もっと…ちゃんと説明してください!!」
「…俺には身に憶えないが…那子さんを抱いたかもしれない…」
克己が那子さんを抱いたーーー・・・
「克己?それって…」
「強いワインを飲んでしまって…本当に憶えていないんだけど…那子さんは俺に抱かれたと言い張るんだ…」
バシッ!!!
気づけば私は克己の頬を叩いていた。
「…克己がそんな不実な男だと思ってなかった…」
克己は叩かれて紅くなった頬を押さえるのも忘れ、私を抱き締める。
私は彼の胸板を拳で叩いて、猛然と抗議した。
「…落ち着け…蘭莉…俺は…」
「言いワケなんて訊きたくない!!」
「…」
私は自分から…克己の胸板を押して身体を離して、商談室を出ていった。
いつもは心地のいい彼の腕の中が今は不快だった…
「…俺には身に憶えないが…那子さんを抱いたかもしれない…」
克己が那子さんを抱いたーーー・・・
「克己?それって…」
「強いワインを飲んでしまって…本当に憶えていないんだけど…那子さんは俺に抱かれたと言い張るんだ…」
バシッ!!!
気づけば私は克己の頬を叩いていた。
「…克己がそんな不実な男だと思ってなかった…」
克己は叩かれて紅くなった頬を押さえるのも忘れ、私を抱き締める。
私は彼の胸板を拳で叩いて、猛然と抗議した。
「…落ち着け…蘭莉…俺は…」
「言いワケなんて訊きたくない!!」
「…」
私は自分から…克己の胸板を押して身体を離して、商談室を出ていった。
いつもは心地のいい彼の腕の中が今は不快だった…