SWEET HOLIC《1》~イケメン専務の甘い独占欲~
「傷つくなぁ…その反応」



「別に私は傷つけようとして…」




私はリンと顔を合わせた。


リンと視線まで絡まり合う。



「…ねぇ?俺たちもヤラない?君だって彼氏…許せないでしょ?」



「…リンが私をラブホに連れて来たのは…Hが目的ですか?」



「…そうだよ…俺も君と恋人になって…那子に見せつけたい!!」



リンが性急に私に近づいてくる。


距離が縮まり…私の頭にはうるさいくらい警笛が鳴り響く。


私が逃げるようにソファーから立ち上がった。



「待てよっ!」


リンは強い男の力で私の腕を掴んで、ソファーに引き戻して…押し倒した。



「ダメ…」





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