SWEET HOLIC《1》~イケメン専務の甘い独占欲~
「俺…水飲んでくる…」



リンは自分の思いを樋口社長に伝え、水を飲みに行ってしまった。



「…リンは以前のリンとは違うと思います。勝手なコトはしないと思いますよ。信じてあげてください」



「…信じてる…信頼関係がなきゃ…一緒に…仕事は出来ない…もうすぐ昼だけど…ロケ弁でいいかな?」


「私は…これで…お金を貸して頂ければ、嬉しいんですけど…必ず借りたお金はお返します」



「…いいよ…俺が車で送ってやる」



「でも…」



「まぁ、俺が少しくらい居なくても…大丈夫そうだし」


「ではお言葉に甘えて・・・」



私は樋口社長のお言葉に甘えて、駐車場の停めていたフルスモークの黒のワゴン車に乗り込む。



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