SWEET HOLIC《1》~イケメン専務の甘い独占欲~
克己との同じオフィス過ごせるのは明日で終わりだ…




「…親父にも許しを貰ったし…正式に俺とお前の婚約を朝礼で話そうと思う」



「ええ~っ!?」


急な話に頓狂な声を出して驚いた。



「…ダメか?俺の口から言えるのは明日が最後だから…それとも…お前の口から…話すか?」



私からは口が裂けても言えない。だって…克己はウチの課では人気ないけど。
他の課の女性社員の憧れだし、


その憧れの専務が私のようなペーペーの平凡な女性社員と婚約する。


反発を免れないーーー・・・



私…みんなに八つ裂きにされちゃう。



「お願いします…」




私は克己に譲った…



「しかし…残念だな…俺はもっとオフィスで○○とか××××とかやってみたかったのに」



克己は…一体何を考えているのか…

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