SWEET HOLIC《1》~イケメン専務の甘い独占欲~
「蘭莉ちゃんの父親代わりは俺なの…お前ら…さっさと列席者の席に帰れ」
「あの…結生…言い忘れたコトがあるんだけど…」
麻有が結生さんにコソコソと耳打ち。
「失礼するよ…」
モーニング姿の樋口社長が入って来た。
「ずっと…仕事で遅かった…結生には言いそびれてしまって…」
「ええ~っ!?マジで…」
「私の独断で…樋口社長に父親代わりをお願いしちゃったんだけど…いい?蘭莉」
「いいけど…」
「これは美しい花嫁姿だ…天国のお父さんとお母さんも君の花嫁姿を後ろで見ているよ」
「私の後ろ…ですか!?」
私は樋口社長の言葉を訊き、振り返って辺りを見たけど…誰も居なかった。
「俺の本職は陰陽師でね…普通の人には見えない…人ではないモノが見えるんだ」
「あの…結生…言い忘れたコトがあるんだけど…」
麻有が結生さんにコソコソと耳打ち。
「失礼するよ…」
モーニング姿の樋口社長が入って来た。
「ずっと…仕事で遅かった…結生には言いそびれてしまって…」
「ええ~っ!?マジで…」
「私の独断で…樋口社長に父親代わりをお願いしちゃったんだけど…いい?蘭莉」
「いいけど…」
「これは美しい花嫁姿だ…天国のお父さんとお母さんも君の花嫁姿を後ろで見ているよ」
「私の後ろ…ですか!?」
私は樋口社長の言葉を訊き、振り返って辺りを見たけど…誰も居なかった。
「俺の本職は陰陽師でね…普通の人には見えない…人ではないモノが見えるんだ」