SWEET HOLIC《1》~イケメン専務の甘い独占欲~
私の後ろには両親の幽霊が居るの…?
「ちょっと…待って…社長…俺はその幽霊とか苦手なんだけど…」
ルイの顔がみるみる、青ざめて来る。
「何…幽霊でビビッてるの?ルイ…怖がりだな…」
そう言ってる結生さんも麻有の背中に隠れていた。
「そう…怖がるな…蘭莉さんのご両親だぞ…失礼だろ?」
「そう言われても…苦手なんだもん。仕方がないじゃん」
ルイはシンの背中に逃げ込み、震える。
「…君の両親は涙を流して…君の姿を喜んでいる…」
みんな…怖がってるけど…
樋口社長の言葉で私の目には今にも涙が零れそうだったーーー・・・
「まだ、式は始まっていない…涙を流すのは早すぎるよ…蘭莉さん」
「仕方がない…俺たちは列席者席に行こうか?麻有」
「そうね…」
結生さんと麻有、ルイとシンは控室を出ていった。
「どうした?リン」
「…蘭莉ちゃん…俺は君のおかげで…那子と復縁出来た。ありがとう…」
「リン…!?」
「…まだまだ…俺と那子の仲は公表出来ないから…みんなには内緒ね」
リンはそっと唇に立てた人差し指をあてる。
「わかりました。内緒にしておきます…」
「ちょっと…待って…社長…俺はその幽霊とか苦手なんだけど…」
ルイの顔がみるみる、青ざめて来る。
「何…幽霊でビビッてるの?ルイ…怖がりだな…」
そう言ってる結生さんも麻有の背中に隠れていた。
「そう…怖がるな…蘭莉さんのご両親だぞ…失礼だろ?」
「そう言われても…苦手なんだもん。仕方がないじゃん」
ルイはシンの背中に逃げ込み、震える。
「…君の両親は涙を流して…君の姿を喜んでいる…」
みんな…怖がってるけど…
樋口社長の言葉で私の目には今にも涙が零れそうだったーーー・・・
「まだ、式は始まっていない…涙を流すのは早すぎるよ…蘭莉さん」
「仕方がない…俺たちは列席者席に行こうか?麻有」
「そうね…」
結生さんと麻有、ルイとシンは控室を出ていった。
「どうした?リン」
「…蘭莉ちゃん…俺は君のおかげで…那子と復縁出来た。ありがとう…」
「リン…!?」
「…まだまだ…俺と那子の仲は公表出来ないから…みんなには内緒ね」
リンはそっと唇に立てた人差し指をあてる。
「わかりました。内緒にしておきます…」