SWEET HOLIC《1》~イケメン専務の甘い独占欲~
「専務…」


沈黙した車内の雰囲気に耐えれなくて、私の方から話かけた。



「…何だ?」



車はちょうど、赤信号で停止した。

専務は優雅にブレーキを踏みしめる。



「…あの」


「…言いたいコトがハッキリと言えよ…俺と二人だけの密室だから、緊張しているのか?…夕食はやっぱり、イタリアンとかがいいか?」




「別に…なんでもいいです…専務にお任せします」



「そっか…良かった」









< 48 / 237 >

この作品をシェア

pagetop