【短】180度のラブバトルⅣ -家柄編-
まるで金魚みたいに口をパクパクさせる事しか出来ない私に、また爽やかに笑うヤツ。
「そ、んな未来なんか、来な………」
“来ない”と、全部は言えなかった。
だって一瞬、思ってしまったから。
コイツに本当に離して貰えなくなっても………いいかもと。
赤間と一緒にいるとドキドキが止まらなくて、離れないで欲しいとか思ってて。
こうなったらもう、認めなければいけない。
―――――私は赤間が好きだ。
「……来るかもね」
「え?藍枝さん、何か言った?」
私の小さな小さな呟きは、赤間に届く事は無かった。
~Next Final Battle!(次回、最終バトル!)~
「そ、んな未来なんか、来な………」
“来ない”と、全部は言えなかった。
だって一瞬、思ってしまったから。
コイツに本当に離して貰えなくなっても………いいかもと。
赤間と一緒にいるとドキドキが止まらなくて、離れないで欲しいとか思ってて。
こうなったらもう、認めなければいけない。
―――――私は赤間が好きだ。
「……来るかもね」
「え?藍枝さん、何か言った?」
私の小さな小さな呟きは、赤間に届く事は無かった。
~Next Final Battle!(次回、最終バトル!)~