あしたのみらい
「ごめん!なんか、ほっとけないってゆうか」

ほうら、また!

ほっとけないって、何よ!

プンプン怒りだす私の頭にまた、


―温かい感触が。

「……!青井くん!いい加減にしてよね!」

「ごめんって。でもなぁ。こんなかわいい子を目の前にしといて、何もできねぇ訳ないんだよ」

「かわいっ…」

って何よ!!

「何って、かわいいはかわいいだよ」

「……そんな冗談笑えないよ」

冗談言うのもいい加減にして!

「アハハ、うん。からかいすぎちゃって」

「……なっ…」

冗談って分かってたけど、何か。




恥ずかしいよ。

あぁ、もう!

こんな、気持ち抱くのなんて……。

初めて。

今まで付き合ってきた男の子たちを、

こんな目で、こんな気持ちで見てこなかった。

私、青井くんの事、

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