RAMS
~蓮~
俺はサイテーだ。
二股かけて。
昨日よりひどくなった雨が真っ暗な俺の部屋の窓を打ち鳴らす。
俺の中は『後悔』。それだけに苛まれていた。
幼馴染のままでいればきっとこんなことにはならなかったハズ。
俺は別に幼馴染のままでも良かったのに。
りいのこと好き。
でも柚萌に抱きつかれたとき、俺はそれを受け入れてしまった。
幾度となく繰り返した自問。
“本当に愛しているのは?”
俺はサイテーだ。
二股かけて。
昨日よりひどくなった雨が真っ暗な俺の部屋の窓を打ち鳴らす。
俺の中は『後悔』。それだけに苛まれていた。
幼馴染のままでいればきっとこんなことにはならなかったハズ。
俺は別に幼馴染のままでも良かったのに。
りいのこと好き。
でも柚萌に抱きつかれたとき、俺はそれを受け入れてしまった。
幾度となく繰り返した自問。
“本当に愛しているのは?”