霊安室の恋人
「お姉ちゃん?」
「まなみっっ!!!!」
「倒れちゃったよぉ。笑い泣きで目腫れてんの?(笑)」
「そんなこと言わないで!お姉ちゃん心配したんだよ!血が足りないって言われて!輸血して一命を取り留めたけど...あんたもう死ぬ手前だったんだよ!!?」
「別に死んでもよくね?あたし死んでも世の中変わらねーだろ」
「あんたね...何かあったらお姉ちゃんに言ってって言ったじゃん?もう切らないでとは言わないけど、一人で泣くなって」
「あぁ...あのね、あたし一人で文化祭の後夜祭したよ」
「どういう意味?」