黒(クロ)
ふぅ、5分くらいかー話してたの。

215かぁ、十に電話して使うように言ったけどそれから行ってないんだよな。

せっかく掃除とかしてもらったんだから使わなきゃ。損だ損。

永久にも明日は学校いるけど215にこもるってメールしないと。


あ、あとみのりにも言わないと。

帰ってきたら言おうーっと。


早く食べちゃおう。今日はパスタ。ミートソースだよ。

これは好き。とっても。でも、研磨の料理も食べたからそんなにお腹空いてない……

頑張ろう!!







「ただいまー。縁さん、ちゃんとご飯食べましたか?」


『おけーりー。食べたー。洗ったー。お風呂入ったー。』



それから1時間かからないくらいでみのりが帰ってきた。

真っ先に確認されるのは食べたか食べてないか。

食べたか聞きながらキッチンに入りゴミ箱をみる。いや、さすがに捨てないけどね?ね?

捨てるくらいなら潔く残すから。全く。



『捨ててない!食べた!!そんなことしない!拗ねるよ?!』


「はいはい。すみませんね。でも子供のころ捨てたでしょう。前科があるんですからね。それと、クレールと、シンアのトイレ、ご飯、餌のお皿、爪研ぎその他もろもろです。」


『むぅ。子供のころじゃんか。……ありがとう。あ、明日学校いくけどサボる。215教室にこもってるからね。なんかあったらそっちね?』


「215?あぁ、永久と、十が使えるようにした部屋ですか?連絡は受けてます。あそこ冷蔵庫付けたらしいので飲み物とか食べ物入れときますね。簡単なものなら作れるようになってるらしいので。」



まじで?

< 97 / 123 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop