〈短編〉禁断の恋〈特集〉
ー琳季視点②ー

砂河先生の笑顔が
ぎこちないと思った日から
数日経っていた。

その間に友人達が
見舞いに来てくれた。

何か大事な事を
忘れてる気がするが
それが何なのか
分からない……

入院して一ヶ月。

来週には退院出来るらしいから
嬉しいけど、あの日以来
砂河先生はお見舞いに
来てくれなかった……

学校に行けば会えるけど、
何だか寂しいと思った。
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