恋虹~あたしの雨~
あたしの初恋
side詩織(シオリ)
あたしの初恋は、中学2年の時だった。
その人は部活の先輩で、あたしの憧れだった。
「よー!松島詩織!」
「何ですかー!松島先輩!」
あたしと先輩はいつもこの会話から始まる。
この時のあたしは、ただの憧れって思っていた
でも、先輩が…‥。
「俺さー!松島詩織が好きかもしれない!」
「え?なにいってるんですか?先輩!」
あたしは混乱状態になった。
それと同時に、想いがあふれたんだ。
先輩が好きって…‥…。
「だから!松島が好きって言ってんの!!
俺と付き合ってください!」
そんなの最初から決まってる
「はい!」