御子の恋
誘惑の正体
次の日…。
相変わらず、二人はくっついてる。
蓮と真鍋香織とやらの奴だ。
おいおい…沙羅が居るんじゃなかったのか⁇
「さくら‼おはよー‼」
「おはよう。蓮。沙羅は良いの⁇」
「誰ソイツ⁇」
目の前が暗くなったようだった。
バタン‼
廊下からだ‼
廊下に向かうと沙羅が倒れて居た。
聞いて居たな…。
私は沙羅を背負う。
「ソイツが…⁇沙羅とやらか⁇」
「そうだよ。邪魔して悪かったな。蓮。」
これで確信ついた。
真鍋香織は…。
サキュバス…。
誘惑の使い手。