御子の恋
「それが理由か?」
恭吾は信じられないみたいだ。
「えぇ。それ以外に何かありますか?」
私は冷たく言い放つ。
「…別に…。良し…決めたで。」
?
恭吾はいきなりガッツポーズ。
「俺も入るや。よろしくな。」
はい?
「いきなりすぎませんか?恭吾。親に確認とってからにして下さい…ね。」
私は顔を左に向ける。
さっきまで顔があったところにビームが発射された。
皆は目を大きく開く。
「何で避けるのかしら?深雪は?」
甘ったるい声だなぁ…