御子の恋
闇のさくら Ren Side
さくらに闇が降りかかる…!!
「ダークルイジャ!!お前何をした!?さくらに!!」
「何もしとらん。彼奴が勝手に気取っただけじゃ。こい。」
ダークルイジャはクルッと背中を向け飛び出そうとした。
この時に…事件が…起こった…。
ダークルイジャは血にまみれたんだ…。
何があった…んだ…?
「さくら…?」
風花、沙羅が見る先にさくらが居た。
「さくらっ!!なーにやってんだ…よ…?」
テンション下がる俺。
さくらは笑って居た…。
怪我を負ったダークルイジャを笑って居たんだ…。
さくらの背中にはでっけぇ鎌があった。
切れ味は鋭そうで、柄には、月のマーク。
「月神を祭るみたいよ?」
さくらはそう言った。
「さ…さ…さくら?」
さくらは、俺の声でクルッと見た。
…!!
沙羅と風花は手を口に添えた。
さくら…。