御子の恋
「…合うわ。」
執事が用意したレモンを絞り、アップルティーに入れた。
それをキルシュが飲んだ。
皆はビックリする。
「キルシュ様を…。」
「認めるわ。」
「認めさせた?」
皆はザワザワ。
うるさい。
「それじゃ…。梨花。これ、代金。」
私は梨花が座るテーブルにオススメの代金を支払い、出て行った。
この一部始終を見ていた人と…出会い…私の未来が変わったのに…この時は知らなかったんだ………。