御子の恋
モヤモヤしたまま、颯太が選択した体育館でチームと戦う事になった。
「さくら…何でこいつらなの?」
「あんたに合わせたチームだよ。」
「ふざけないでよ。僕はさ、さくらと戦いたいんだよ。」
予感的中。
「まずは無理だね。プリンセスは下級と戦ってはいけないルールだからね。」
そう、ルール。
「チッ…。こんな奴ら一捻りだ。」
舌打ちする颯太。
ランクは…Aだよ。颯太。
あんたはEランク。
さて…どう歯向かうかしらね?
“バトルスタート…”
アナウンスが開始の宣言。
「こんな奴ら…。」
颯太はダッシュ。
あーあ。無理だって…。