虹色レンズ
でも、本当に神野が東さんのこと好きなのなら


私は諦めたほうがいいのかな?


笑って応援したほうがいいのかな?


一番後ろの席の神野を見つめてみる。


回りには友達が群がっていて、楽しそうに話している。


「っ!」


目があった。


私は反射的に目をそらし前を向いた。
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