虹色レンズ
「今日はリレーの練習をしたいんだが…」


「……………」


「優秀な朝名ならわかるよな!」


「…………はいっ?」


えええっ!


そう言うと先生は右手の親指をたて、去っていった。


要するに、リレーのバトンを持ってこいってことか…


私はしぶしぶ体育倉庫に向かった。
< 38 / 47 >

この作品をシェア

pagetop