虹色レンズ
その中に神野がいた。


私は急いでシャッターを切った。


「きゃーーー!」


テントで黄色の声援を送る女子たち。


神野はもちろん一等賞。


さらに歓声は大きくなる。


「すごいな…」


人気者すぎて、眩しすぎて。


私はそんな彼に恋をしていいのだろうか?
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