虹色レンズ
「ま、いっか」
神野はそう呟いたとき
「颯ーっ」
教室のドアから聞こえた声に、神野は私に背中を向けた。
「実紅」
神野を呼んだのは東さんで。
神野はそう呟いたとき
「颯ーっ」
教室のドアから聞こえた声に、神野は私に背中を向けた。
「実紅」
神野を呼んだのは東さんで。