“スキ”の表し方



その時、私の横に誰かがいた。




というか、寝ていた。




その〝誰か〟を見た瞬間、
私は完全に目を覚ました。




先生がイスに座りながら、
そのまま寝ていた。




せ、先生がなんでっ・・・!?




私は先生をじーっと見た。




やばい、
先生の寝顔・・・・・可愛い。




こんなこと思っている私は
ただの変態だな、うん。




先生と2人きり。




久しぶりだなー。



・・・・・・・・。




私はベッドから降りて、
誰もいないことを確認して先生の前に立った。




「せんせ、
私ね、
先生が好きだよ。
多分、初めて会った時から
好きだったんだと思う。
先生が女の子と話してるの見ると
嫉妬とかしちゃうんだ。
おかしいよね、
彼女でもないのに・・・。
でもね、それくらい好きなんだ。
私が卒業したら、
また先生に告白するね。
だから、待っててね」



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