“スキ”の表し方
・・・なんだ、夢か。
「なーにそんな顔してんだ」
先生が私の頭をぽんぽんした。
「なんか、夢・・・だったから」
「夢?」
「うん。
あーあ、残念」
すると先生はニヤっと笑った。
「その夢と同じこと、
してやろうか?」
「へ・・・・?」
すると先生は私の手首を持ち、
壁に押さえつけた。
「ちょ、せんせ、まっ・・・・」
そして先生はあの夢と同じように、
私の唇を先生の唇で塞いだ。
先生は唇を離すと、
こう言った。
「夢じゃねーよ」
「・・・・・よ、よかっ・・」