春の訪れ…君の訪れ…

「そうだ、そうだ。春野は短気すぎんだよ。」
「こらっ!雪世くんもそんなこと言わないで!」
「り、里桜ちゃんが言うなら…」
でた…里桜なら素直に受け入れるやつ…
私は怒りをぐっとこらえて3人で学校にいった。

久しぶりの学校。
始業式があって校長先生の話が長すぎる…
早くクラスが気になってしょうがない…

始業式終了後…私たちは教室に戻ってクラス表が配られた。
えっと…私の…名前…

あった!1組…
また1組か…
38番…

あ!でも、里桜がまた一緒だ!

「里桜!また一緒のクラスだよ!」
「うん!またよろしくね。」
「里桜ちゃん…俺はなれちったよ…」
ふ…ざまあみろ…。
デカ男…


そしてそのあと担任の発表があって私たちは下校することになった。
「里桜!一緒帰ろ?」
「いーよ。」
私と里桜は鞄をもって下足箱へ向かった。

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