少しの勇気で <短編>
桜の木の下で
今日は卒業式

大好きなあなたとは違う学校


そして、あなたは今日も桜の木の下にいる。


私があなたを見つけたのもこの桜の木の下だったね


あなたは・・・


この桜の下で泣いていた


なにがあったのかはわからなかったが私はすごい衝動に駆られた。


そのときに私は運命を感じたんだ


そしてこの瞬間・・・



「好きです。もう泣かないでください」


大好きなあなたに想いを伝えることができた


でも、あなたに想いが通じることはなかった。。。


べつに、想いは通じなくてもよかった。


ただ、あなたにはもう泣いてほしくない


あなたの泣いている顔を見たくない


本当に好きだった


「もう泣かないで」

その一言であなたは変われたのだろうか?


もしかしたらまだ・・・









「あなたは桜の木の下で泣いていますか?」
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