先生の復讐
30分ほど経った。
麻由美が入ってきた。しかし、以前とは全く違う容姿だった。
「ま、麻由美!!」
なんと、麻由美は肩まであった髪が坊主になていたのだ。
「ね、みなさんこれで、あたしの言っていることが本当だってよくわかったでしょう?」
木村が立ち上がった。
「こんな事していいのかよ?!」
山本が言う。
「木村くん、君もこうなりたい?あなただってギリギリだったのよ?800点。
危なかったわね。」
木村が黙り込む。
「あとの皆さん。とっても優秀で先生嬉しいわ。この調子で、ついのてすともーー。」
それから、山本は、異常なほどの、バツを与えた。
テストが最下位だった者、80点をとった者・・
また、バツの種類も様々で、髪を刈る、やけどをさせるなど、恐ろしいものだった。
そして、バツを受けたものは、転校や、不登校になってしまった。