先生の復讐
だけど、それでも桜子は、一所懸命勉強して、なんとか高校に入ることができたんです。
体調も良くなってきて、高校に行くのを楽しみにしていたと聞きました。
けれどやっぱり、成績は良くなかったのです。だけど、桜子は必死でした。
それなのに、それなのに・・・、若葉は、クラス最下位の桜子にバツを与え続けました。
髪を切られたり、水たまりの水を飲ませたり、体罰をしていました。
また、全員にこのことを外部にもらすと、恐ろしいことがまっている、と脅したりもしまし
た。
だから、桜子は誰にも言えなかったのです。
そして、あの日が来たのです。そう、桜子が死んだ日です。
あのとき、学年末テストをひかえていました。そして、若葉はまたも、こういったのです。
『次は連帯責任だ。クラス全員、五教科480点以上取らないと、バツが待っている。』
と。
生徒たちは話し合いました。どうしたらよいかと。桜子は、五教科400点も取れない子で
した。そして、生徒たちは決心するのです。
「桜子を消そう」
そして、生徒たちは、桜子を殺しました。遺体を隠しました。なぜ、不審に思われなかった
か。実はその時、近くで、連続無差別殺人事件がありました。しかも、死体を犯人は
バラバラにして、遺棄したのです。それに、紛らわせるように、生徒たちは、死体を
バラバラにしたのです。どこに隠したと思います?教えてあげましょう、この教室の
床下です。