俺の彼女が可愛すぎて辛いんですけど




床に座ってる真子の隣りに座り、顔を近づける。



真子の肩が一瞬ビクッと揺れたのがわかったけど、無視した。



まだTVを見て顔さえ俺の方を見ようとしない真子が


頑張って意地を張ってることくらいわかる。


「なに意地張ってんの?

俺に触られたいことくらい、バレバレだよ」

「な…っ」



反射的に俺の方を向いた真子に、座ったまま、じりじりと詰め寄る。



「そういう…わけじゃ…」

「人目が無いから、くっつきたいときにくっつけるって言ったの、どこの誰だっけ」



俺がそういうと、真子の顔がかぁぁっと赤くなった。



バカめ。


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