俺の彼女が可愛すぎて辛いんですけど
何度も行ったことのある真子の家に着くと、
おばさんもパートの時間帯で、家の中はシーンとしていた。
真子の部屋に上がらせてもらって、カバンを置いた。
「冷凍庫に氷ある? 冷やしたいから」
「あ、うん、あるよ。けどそれくらいあたしが…」
「ぬあーーーっ!いいから!俺やるから!真子は座ってて」
せっかく安静にできる場所に来れたのに何で動こうとするかなー。
「たまには彼氏っぽいことさせてよ」
「………彼氏じゃん」
「まあそうだけど」
真子がベッドに座ったのを確認して、俺は冷凍庫に氷を取りに行った。