俺の彼女が可愛すぎて辛いんですけど



何度も行ったことのある真子の家に着くと、



おばさんもパートの時間帯で、家の中はシーンとしていた。



真子の部屋に上がらせてもらって、カバンを置いた。




「冷凍庫に氷ある? 冷やしたいから」


「あ、うん、あるよ。けどそれくらいあたしが…」


「ぬあーーーっ!いいから!俺やるから!真子は座ってて」



せっかく安静にできる場所に来れたのに何で動こうとするかなー。




「たまには彼氏っぽいことさせてよ」


「………彼氏じゃん」


「まあそうだけど」



真子がベッドに座ったのを確認して、俺は冷凍庫に氷を取りに行った。




< 146 / 298 >

この作品をシェア

pagetop